「スタートアップ」が未来を創る――。番組がオフィスに足を運び、話題のスタートアップや、イノベーティブな起業家をいち早く取り上げる「ビジネスにスグ効く」経済トークショー『日経STARTUP X』。PlusParaviでもテキストコンテンツとしてお届けする。

人に寄り添い、暮らしや産業に役立つロボットの開発に邁進する20代前半の2人。いずれも起業したのは高校3年生の時だ。D.K.T.社長の出村さんは家事を助ける機種の研究に没頭し、X-mov Japan社長の長安さんはロボット活用を促すソフト開発を手掛け、ソフトバンクロボティクス「Pepper」の自律走行を実現した。ともに孫正義ソフトバンクグループ会長兼社長から刺激を受けたという2人に、起業に踏み切った理由を聞く。

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瀧口:出村さんと長安さんはもともとお友達だったんですか?

出村:そうですね。今年の3月でしたっけ?長安さんから突然Facebookのメッセンジャーで今度会えませんか?とメッセージをいただいて。

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瀧口:今年の3月ってつい最近ですか?

出村:今年の3月じゃないですね(笑)。

長安:冬くらいですね。同世代でロボットで何かやっている人ってすごく少ないので、いろいろ調べていくうちに出村さんが出てきて。周りの人たちに知ってますか?って聞いていったらつながっている方がいたので、ご連絡させていただいたのがきっかけです。

瀧口:二人で会ってお話をされたんですか?

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出村:そうですね。いろいろロボットのことなどを話しまして。同年代なのにめっちゃロボットに熱心に取り組んでいる人がいるというのを知りまして。

長安:大阪にスタートアップカフェという、TSUTAYAと関西大学が共同で運営している起業家のコワーキングスペースがあるんですが、そこを紹介して、ごはんを食べたりしましたね。なので2、3回は会っています。

奥平:資料を拝見すると、お二人は出村さんは石川県金沢市ご出身。長安さんは兵庫県ご出身。大阪という地名が出てきましたが、逗子も出てくるんですよね。日本地図が欲しい感じですが(笑)。

出村:たしかに(笑)。

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瀧口:実際活動されているのは逗子でされていると。

出村:そうです。今は家庭用ロボットの実証実験を進めるために、神奈川県逗子のシェアハウスにいます。改装が自由なので、そこでロボットが暮らしやすい空間作りとロボットの開発をしています。

瀧口:住んでいて、かつそこが実験スペースになっていると。

出村:そうですね。動画があるのでお見せしますね。

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瀧口:和風な感じですね。

出村:ここは古民家をアーティストやクリエイターが集まって改装するという、「海古屋(うみこや)」というシェアハウスです。

瀧口:これは出村さんのおうちといっていいんでしょうか。

出村:はい。おうち兼ここでロボットが生まれていると。

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瀧口:これがもしかして、そのロボットですか?

奥平:今ちょっと顔を出しましたね。

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出村:これは「Happy Mini」の顔の部分です。バージョンがいろいろあるんですが、これは結構前のバージョンですね。この映像では声がカットされていますが、音声認識ができてロボットと連携できるような家電を使って、ロボットが料理できるようにしようという感じです。

瀧口:古民家の暖かい雰囲気の中にハイテクが入り込んでいる感じが面白いですね。

長安:いいですね。

瀧口:長安さん、思わず「いいですね」って声が出ましたけど(笑)。

長安:一度行きたいんですが、なかなか日が合わなくて(笑)。今度行きます。

奥平:そこが今は本社兼自宅という感じですか?

出村:研究できる場所が自分にとってオフィスだなと思っています。