財布の中についついレシートがたまってしまうことはありませんか?もらっても捨てるだけだったレシートが、お金を生み出すかもしれません!

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2018年6月にリリースされた、どんなレシートでも写真を撮って送るだけで1枚あたり最大10円がもらえるというレシート買取りアプリ、ONE(ワン)。利用者が殺到し、App Storeの無料アプリランキングではリリース直後に1位を獲得しました。

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開発したのは現在19歳の山内奏人(やまうちそうと)さん。高校生の時に起業しました。しかし、どうしてレシートがお金を生み出すのでしょうか?

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まずは買い取ったレシートから、購入した日時と店舗名、商品名をデータ化。そこへ事前に登録されたユーザーの性別や年齢、住所などのデータを合わせて企業に販売します。

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例えばビールなど、特定のジャンルや商品に絞ったデータを抽出することも可能。企業はこうしたデータを商品開発や市場価格の調査などに活用するといいます。開発した山内さんは「データは石油だと言われるが、石油というより原油に近い。本当にそのままだと何にも使えない。でもそれをうまく加工したりいろんな情報とひもづけたりすることで、データの価値を上げていくことをしている。」と話します。

この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年3月11日放送)の内容を配信用に再構成したものです。

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