神奈川・相模原市の街道沿いに掲げられたのぼりには、「たまご街道」の文字が...。実はこの地域には、7つの養鶏場が集中していて、新鮮な卵を売りにした5つの直売所が点在しているのです。

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養鶏場が運営する直売所「農場の家」。この日は気温3度の寒さにもかかわらず、15人ほどが列をつくりました。

こちらで取り扱っているのは2種類の卵。黄身が濃く、卵かけご飯で食べるのがおいしいという「恵寿卵」と、チャーハンや炒め物など普段使いをすすめている「長寿卵」です。

多いときには1日に400パック以上が売れるといいます。

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小川フェニックス養鶏場が2013年にオープンさせた売店が「スイートエッグス」。その店内は大賑わい、20人ほどの行列ができていました。客の目当ては、新鮮なブランド卵で作ったシュークリーム。一度に焼けるのは最大80個のため、1日4回の焼きあがるタイミングで毎回行列ができるのです。

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昼時は、ランチの客で大盛況。人気のメニューは、自慢の卵を使った卵かけご飯と、ふんわりとろとろのオムライス。さらに、1人2個までゆで卵が無料というオマケ付き。

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小川フェニックス養鶏場の久木田さんは「(以前は)年配の方が多かった印象だが、いまは小さい子ども連れの客もたくさん来てくれているので、地元の人と共に歩んでいく。そんな養鶏場たまご街道にしていきたい。」と話します。

この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年3月1日放送)の内容を配信用に再構成したものです。

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