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瀧口:ではここからは小嶋さんも一緒に進めていきたいと思います。小嶋さんはどういう部署にいらっしゃるんですか?

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小嶋:私は電力事業本部の本部長をさせていただいておりまして、Looopでんきのブランド名で電気を売っている事業を担当しております。

瀧口:小嶋さんは東京大学卒業で元ソニーのエンジニアだと伺いましたが。

小嶋:元々技術畑で、技術とビジネスをつなぐような仕事がしたいと思っていて、最初はソニーではテレビの開発をしていました。

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奥平:テレビの開発と電力の小売がどういう関係があるんですか?

小嶋:あんまり無いですね(笑)。

奥平:中村さんからのくどき文句があったんですか?

小嶋:焼き肉に連れて行かれましたね(笑)。

瀧口:前回のビズリーチさんでもそんなお話ありましたね(笑)。

奥平:焼き肉採用ですね(笑)。

中村:焼き肉に行ったのは僕たち創業メンバー3人の内2人なんですが、もう1人は東大で博士号を取った僕のいとこなんですが、彼と僕でこれからはエネルギーだ、エネルギーだって。焼き肉だってこれからはガスじゃなくて電気になるんだよと。何でも電気につなげて話していましたね。

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奥平:ミッションとしては世界中を電化しようということなんですか?

中村:僕たちのミッションとしては世界中のエネルギーをフリーにするということですね。

奥平:タダということですか?

小嶋:タダということと、ずっと停電しないで使えるという、二つの意味がありますね。

奥平:経済活動の制約条件が無くなるという。

中村:そうですね。

瀧口:それは太陽光などの自然エネルギーを使うからこそ可能ということですか?

中村:今ある既存の技術の中で最も有望なものは自然エネルギーだと考えていまして、太陽光も無限に降り注ぎますし。例えばサハラ砂漠の一角に全てパネルを敷き詰めたら世界中のエネルギーをまかなうことができるんですね。実際にはそれを運ばなくてはいけないのであまり現実的ではないんですが、日本中に空いている屋根ってたくさんあると思っていて、あとは耕作放棄地みたいな農地、何も農作物作っていないような土地に太陽光パネルを付けることによって、エネルギーコストをどんどん下げていきたいというのが我々の希望としてあります。

それが10年20年たっても発電は続くんですが、当然減価償却は終わっているので、20年後はエネルギーを無償で使うことができたらエネルギーはフリーになるんじゃないかと考えていますし、エネルギーから人間を解放しないと次のステップに進めないと思っていて、それが僕のミッションなのかなと思っています。

奥平:人類を救うみたいな話ですね(笑)。

中村:人類を救うというよりは、人類が次のフェーズに行くためにはエネルギーをフリーにして、様々な争いや課題から解放させなくてはいけない。そうすればエネルギーの為に使っていた労力を別のことに向けることができる。僕というよりもLooopという会社のミッションとしてやっていきたいと。

瀧口:原油なども価値が落ちて、地政学的にも変動がありそうですよね。

奥平:基本的に中東の戦争というのはエネルギー問題と非常にかかわりが強いですからね。ノーベル平和賞ものですね。

中村:そんなたいそうなものではないんですけど。きちんとやっていけば実現できると思いますので、まずは日本の電気代を半分にする。これは10年以内にやりたいと思っていて、次に日本の電気代を0円にする。更にその次に世界の電気代を0円にして、最終的には世界のエネルギーをフリーにするというのが我々の進む道です。