2019年2月20日、厚生労働省の専門家会議で足の血管を再生する薬の製造・販売が了承されました。体内に遺伝子を入れて病気を治す「遺伝子治療薬」というもので、これまでの医療ではできなかった治療を可能にします。
日本の企業として初めて遺伝子治療薬の開発に成功した「アンジェス」の2019年2月21日の株価は、前の日より16%上昇しました。
アンジェスが開発した遺伝子治療薬を注射すると、遺伝子の働きによって新しい血管がつくられ、血流が回復します。治験を行った患者の中には歩けるようになった人も。
アンジェスの遺伝子治療薬は正式な承認を経て、早ければ2019年6月にも販売される予定です。
アンジェスの山田英社長は、「ベンチャーはリスクを覚悟でやりますので。アンジェスだから出来た、やっと成就した」と話しました。
この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年2月21日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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