ラーメンを食べる客の横にはカレーを食べる客。店の厨房をのぞくとバラバラの衣装で調理するシェフたちの姿が・・・。実はここ、5人のシェフが、ひとつの店の厨房をシェアする、新たなレストラン「リダイン ギンザ」です。客はどのシェフからも注文でき、モダンフレンチの前菜をとり、メインにイタリアンの魚料理、最後にスープカレーでしめることも可能です。

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このレストランを運営するのは 飲食店のマーケティング事業などを展開するファビーです。オープンから3年で8割が店をたたむという飲食業界。最大の問題点は、開店前に実際の客に試せる場がないこと。 そこでファビーは、シェフが味や盛り付け、価格設定などが適切かどうかいわば「テストマーケティング」ができる場所を提供。シェフはお試しで開業できるのです。

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ファビーは場所以外にも、フロアスタッフや食器などを提供。シェフは 出店費用20万円と月額5万円、 さらに売り上げの45%をレストラン側に納めます。 シェフはいい感触が得られれば、ここを出て独立を目指します

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また、客は店を出る際、タブレットで一番よかったシェフに投票をします。3か月後にランキングをつけ、 1位のシェフはファビーが独立を支援、一方最下位のシェフは強制的に交代となり、別のシェフが入ります。 これにより、店は常に人気があり 新たなメニューを提供できるのです。

アイドルグループAKB48の「総選挙」を意識したのかとの問いに対しファビーの米山健一郎取締役は「投票型というのは意識しています」と答えました。

この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年1月15日放送)の内容を配信用に再構成したものです。

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