大阪市の阪急うめだ本店地下1階食料品売り場にオープンした、オーダーメードカップヌードル店「モモフクヌードル」。阪急と日清食品のコラボレーション店舗で、自分好みにカップヌードルをオーダーメードできます。

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一般的なカップヌードルといえば、しょうゆスープに肉、エビ、ネギ、タマゴが入ったもの。ここではまず、3種類の中からスープを選びます。トマト、ほうれん草、ニンジンなど野菜だけで作られたもので、うま味調味料は一切使用していません。麺は食物繊維や全粒粉を使ったノンフライです。

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そして目を引くのが、色とりどりの具材。アボカドや赤ピーマンなどを固めて乾燥させ、ダイス状に加工した「ヤサイコロ」。10種類の中から、4種類選びます。その組み合わせは、2,145通りもあります。

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店先でフタをすれば、出来上がりがオシャレなパッケージにいれて、価格は540円(税込み)。高額ながら、飛ぶように売れています。

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家に帰ってお湯を注げば、3分で野菜たっぷりのヘルシーな一品に。従来のイメージを覆す高級カップヌードルです。

日清食品の藤野誠マーケティング部長は「従来のカップ麺のイメージを変えたいのが一番の狙い。普段カップ麺を食べない女性に食べてもらいたい。」と話します。その狙い通り、客の8割以上が女性です。

一方のコラボの相手、阪急は次々とメーカーとのコラボレーション商品をヒットさせています。阪急阪神百貨店の馬場淳士さんは「客がよく知っている『このブランド』の『この商品』が、阪急のフィルターを通してこうなる、そこに驚きと発見を見出してもらいたい」と話します。

この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2018年12月21日放送)の内容を配信用に再構成したものです。

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