カー用品専門店のオートバックスセブン。既存の店舗では車に関する商品を所狭しと陳列していました。しかし、先ごろリニューアルオープンした新店舗では、それをがらりと変え、あるものを売り場の真ん中に置いたのです。その狙いとは・・・。

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2018年11月、東京・江東区の「スーパーオートバックス TOKYO BAY 東雲」が、「A PIT AUTOBACS SHINONOME」と店名も新たにリニューアルオープンしました。店舗1階部分は広々とした整備工場となっており様々な自動車修理に対応しています。

2階に上がってみると、何と売り場中央にあるのは「TSUTAYA」と「スターバックス」が!?そこを抜けると車に関する商品が陳列されています。

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自動車の専門書籍や雑誌はもちろんのこと、旅行やアウトドア関連の書籍も豊富。例えば、店内でコーヒーを飲みながらキャンプの計画を立て、その足で必要なカー用品などを購入し、その日のうちに取り付けることなどが可能なわけです。

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また、世界中の良質な遊具を販売する「ボーネルンド」プロデュースによる「キッズコーナー」も利用客に好評です。3階には本格的な「ドライブシミュレーター」を常設するなどクルマ好きの心を巧みにくすぐります。

オートバックスセブンの山添龍太郎執行役員は「リアル店舗でしか提供できない居心地の空間で、今まで利用してきた客とは違う客に利用してもらいたい」と話します。

この映像と記事は「ワールドビジネスサテライト」(11月23日放送)の内容を配信用に再構成したものです。

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