遅ればせながら、あけましておめでとうございます。池澤あやかです。
平成最後の年、2019年、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

Paravi『MJMJ会議』にて取り上げられたトピックのなかから、私が独断と偏見で選んで更に深掘りしていくこの連載。今回ピックアップするテーマは「サブスクリプション」です。サブスクリプションとは、買い切りではなく利用した期間に応じて料金を支払う方式のこと。モノにサービスを付帯して売ったり、常にサービスをアップデートして提供するのがあたりまえになってきた時代のいま、新しい消費の形として広がりをみせています。

何を隠そうこの私、サブスクリプション型のサービスに月に約2万円課金している大のサブスクリプションサービス好き。動画配信、音楽配信、雑誌、業務用ツール、家具、服、食料・飲料など、さまざまな領域に渡ったサブスクリプションサービスに加入しています。

日経MJ(2018年11月9日付)の記事によると、月に1万円以上課金している上位1%の中に余裕でランクイン。使いまくっているからこそ、語る資格があるのではないかと思っているわけです。

サブスクリプションサービスの共通点は、どのサービスにおいても、モノを所有するわけではないということです。そのサービスと契約している間だけ使用する権利を得ます。私自身、いろいろなサービスに加入することで感じたのは、自分自身の所有欲の変化です。長期に渡って持ち続けたいと思うモノと、そうではないモノとを明確に線引するようになってきました。こだわりがあるものしか持ち続けたくないし、逆に自分の管理下に置かなければいけないモノが増えることに対して、ストレスを感じるようになりました。買いきったモノに関しても、所有したいと思う期間が終了したら、メルカリで売るという選択肢も発生し得ます。

メルカリの流行やシェアリングサービスの普及、クラウドに繋がるサービスの増加など、世間的に見てみても、すでにモノの所有を中心とする時代ではなくなっているように感じます。「所有」という概念は死んだとも言えるのかもしれません。

最後に、今回もMJMJ会議長である私が、誠に勝手ながらこのトピックを評価させていただきます。「MJM」くらいかな。

サブスクリプションの良さは、需要が大きく拡大すれば、サービスの品質もどんどんアップデートされていくし、消費者の動向が細かく反映されたサービスになっていくこと。(逆に言うと、需要が冷え込むとサービスクローズしてしまう場合もあるのですが・・・)。新時代の消費に合わせて、今後もモノを持たない時代を念頭に置いたモノやサービスが増えてくるはずなので、私自身いちユーザーとしてとても楽しみです!

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