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瀧口:著名人の方が何歩歩いたかも見られるようになっていて。これはどういうことなんですか?

溝口:私たちが非常にお世話になっている方たちで、どれくらい歩いているかを参考情報としてお出しさせていただいています。

瀧口:これはリアルタイムで今日何歩歩いたか分かるんですか?

溝口:そうですね。香川真司選手は今ドイツにいるので時差があるのですが。

奥平:でもリアルタイムで。

瀧口:香川さんは今日1,600歩歩いたっていうことが分かるんですね。

奥平:すごいプライベートを覗き見た感じがしますね。

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瀧口:しかもインスタグラムみたいに投稿されてタイムラインに表示されます。

溝口:そうですね。最近はいろんな方たちに使われ始めて。

瀧口:これは著名人の方もヘルスケアに関する情報を投稿しているんですか?

溝口:はい。FacebookやTwitterのヘルスケア版みたいなイメージと思っていただければ嬉しいです。タイムラインに関しては、皆さん自分の健康に関連するライフスタイルを上げていただいています。例えば私がfaceboookでこんな筋トレしましたよって上げると、少しナルシシストに見えるじゃないですか。だけどこの場所だと許される、という場所にしています。

奥平:このアプリ自体は無料ですか?

溝口:そうです。無料です。

奥平:このアプリ自身で稼ぐ(課金)というよりは、あくまで有料サービスへの入り口という位置付けでしょうか。

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溝口:そうです。私たちのマネタイズの入口は大きく5つあります。1つは法人向けに、健康経営サービスとして私たちのアプリケーションと従業員の心と体を評価するサーベイを、従業員1人あたり500円から1,000円で導入させていただいています。

もう1つは無料のアプリケーションを利用されているユーザーが対象なんですが、月額960円でアプリと連動している体組成計が付いてきたり、全国に1,000店舗以上提携しているジムを入会金や月会費を払わなくても1回いくら、という形で使えたり、美と健康の専門家、例えば女性でしたらヒップアップやくびれ、冷え性や腰痛の専門家にいつでもチャットベースで相談できるといった機能を付けたFiNCプレミアムというものを運営しております。

ほかにもアプリケーションをダウンロードしていただいている方にポイントがたまるようになっていて、たくさん歩いたり体重を入力するとポイントがたまります。そのたまったポイントでFiNCが運営するFiNCモールというEコマースで商品が買えたり、ジムを運営もしていて、そこに集まるお客様に向けた企業からの広告も頂戴しております。これらの5つの事業が収益の大きなポイントになっています。

奥平:ちょうどその5つの事業を結びつけるポータル的な位置づけとしてアプリがあると。

溝口:はい。私たちが創業したのが2012年4月なんですが、そこから2017年3月にFiNCというサービスをリリースしました。リリースまで5年弱の月日を要したんですが、テーマパークで例えるならば先にメリーゴーランドやお化け屋敷、ジェットコースターなどのアトラクションを作ってから、最後にプラットフォーム、広場を作ってどこからでもアクセスできるようにした。そういった位置付けです。

奥平:もともとそういう構想があったんですか?それとも運営していく中で必要だと思われたんですか?

溝口:もともと構想があったというのが正解ではあるんですが、もともとの構想がお客様に使っていただいたり、テクノロジーに学びを深めていく中で、より解像度が上がって少しずつ修正されていった感じですね。