トヨタが発売した中型セダン「レクサスES」の新型モデル「レクサスES300h」。初代から7代目となるこのモデル、実はサイドミラーの場所にはミラーがありません。ドアミラーの部分に小型カメラを取り付け、車内のモニターに映像を映し出す「電子ミラー」を搭載しています。世界で初めて量産車に「電子ミラー」を採用しました。
価格は580万円から698万円(税込み)で、電子ミラー(21万6,000円・税込み)は最上級モデルにのみオプションで装備することが可能です。
自動車には、運転席から見ることのできない「死角」があります。それは車線変更や曲がるときのリスクとなり、この「死角」をいかに減らすかが課題でした。電子ミラーはウインカーをだすと画面で視界を広く見せる工夫になっていて、通常のミラーに比べ運転席側で3割ほど視野が広がり、死角を減少させます。
カメラは雨粒が付きにくいよう形が工夫されているため、雨の日でも側面の状況が確認できるほか、夜間の視認性も上がっています。
※この映像と記事は「ワールドビジネスサテライト」(10月24日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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