今やコンビニやスーパーなどで安くておいしいお弁当が24時間買える時代。本当に便利な世の中になりました。しかし、弁当工場では深夜の作業にもなるとあって人手不足が深刻なようです。そこで、救世主の登場です!
弁当工場では作業員が流れ作業で黙々とおかずを盛り付けます。その救世主は、なんとその作業員に代わって唐揚げの盛り付けをやってくれる人型ロボットです。
その名も「唐揚げ盛り付けロボット(仮)」。国内外を問わず幅広い分野でサービスロボットを提供している、「アールティ」社が開発しました。実はロボットにとって唐揚げをひとつひとつ掴むことは至難の業なんだそうです。
これまでのロボットは、一つ一つ形の違う唐揚げが山と積まれてしまうと1個1個を認識できずに大きな塊に見えてしまい、個別に掴むことができませんでした。そこで「アールティ」では5年の歳月を費やし、唐揚げの形を正確に識別する画像認識技術を開発したのです。
さらに、腕の部分にはモーターの挙動を細かく制御する高精度技術が搭載されていて、唐揚げ以外にトマトの盛り付け作業も可能だそうです。「アールティ」では2019年の予約受付開始を予定しています。販売価格は未定です。
※この映像と記事は「ワールドビジネスサテライト」(10月3日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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