かむことで電気刺激を舌に伝えて味を作り出しバーチャルな味を無限に楽しめる。そんな「無限バーチャルガム」を、明治大学総合数理学部の研究室が開発しました。
明治大学の宮下研究室が開発した「無限電気味ガム」は、シートから触覚のようなものが伸びています。とても味がするとは思えない見た目です。
この装置をかむと電気が発生。すると触覚のように伸びた電極を通して、その電気が舌へ流れます。この電気刺激を、脳が味として認識する仕組みです。
電流の強さや周波数などを調整すれば、甘い、辛い、しょっぱいなどいろいろな味を再現できるといいます。
かんだ力で発電するため、いつでもどこでもバーチャル味を無限に楽しめます。しかも味だけなので、カロリーゼロ! 研究を進めれば、歯に入れ込むこともできるようになると見込んでいます。
※この映像と記事は「ワールドビジネスサテライト」(9月27日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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