瀧口:では、せっかくなのでfreeeのオフィスを案内していただいていいですか?
佐々木:はい、どうぞ。
瀧口:お願いします。結構広いですね。
佐々木:ここは新しいフロアなので、まだあまり埋まっていないですね。空いている席がたくさんあります。
奥平:こちらはどういう部署なんですか?
佐々木:ここはパートナーの会計事務所さん向けのチームですね。パートナーさんのサポートをしたり、アライアンスを強化したりするチームです。
奥平:エンジニアさんではないですか。
佐々木:エンジニアはいないですね。
奥平:エンジニアさんに付き物のバランスボールがありますが(笑)。
佐々木:ファミコンやNINTENDO64もあります。
瀧口:ファミコンは何に使うんですか?
社員:これはゲーム部で使っています。
瀧口:ゲーム部というのは会社の中の部活ですか?
社員:はい、そうです。
瀧口:佐々木さんはちなみにどこでお仕事をされていらっしゃるんですか?
佐々木:僕はあそこです。
瀧口:社長室ではないんですか?
佐々木:社長室はないんです。ここで普通に仕事しています。
瀧口:想像していた感じと違いますね。
奥平:言われないと社長とわからないですね(笑)。
瀧口:本もたくさん置いてありますね。ツバメの本が多いですね。
佐々木:これは最近ツバメの勉強をしていたので置いてあります。
奥平:会社のロゴマークもツバメですね。
佐々木:そうです、ツバメ。もともと解放するというコンセプトで、(会社を)freeeという名前にしたので、解放の象徴ということで鳥がいいなと。どうせ鳥にするなら速い鳥にして、仕事も早く終わるようにと思ってツバメを選んだんですね。その割にはツバメのことあまりよく知らないなと思って(笑)。
奥平:創業5年目にして、改めてツバメの研究に入ったと。
佐々木:意外とツバメの本って日本語の本が少ないんです。
奥平:これまでのところ発見はありましたか?
佐々木:発見は、ツバメとアマツバメという種類がいて、両方ツバメと呼んでいるんですが、全く別の種族で。世界一速く飛ぶ鳥はツバメじゃなくてアマツバメだということがわかりました。
瀧口:アマツバメは全然違う形なんですか?
佐々木:いや、似ています。こちら(右側の本)がアマツバメです。
瀧口:ではこちら(ロゴ)もアマツバメということでよいでしょうか。
佐々木:そうですね。アマツバメです(笑)。
奥平:後付けですね(笑)。
瀧口:一番速い方ということで(笑)。
佐々木:(アマツバメは)英語だとSwiftって言うんです。Swallowではなく。
瀧口:Swallowじゃないんですか。
佐々木:アップルのプログラミング言語のSwiftはここから来ているようです。
奥平:Swiftってありますよね。ここから来ているんですか。
瀧口:速いっていう意味ですか?
佐々木:swiftって形容詞も速いという意味なので、そうでしょうね。そんな豆知識も身に付きました(笑)。
瀧口:創業5年目にして(笑)。