熾烈な競争を続けているJALとANAがタッグを組み、熊本市にある小規模保育施設「かみのごう保育園プチ」をサプライズ訪問。両社の心を動かしたのは、子どもたちの並々ならぬ「飛行機愛」でした。

0歳から2歳までの園児15人のもとを訪れたのは、JALとANAのパイロットや客室乗務員、整備士ら7人。子どもたちのために手作りの紙芝居を披露したり、一緒に歌を歌ったり、制服を着て写真撮影をしたり。ライバル同士の2社が共同で熊本を訪れたきっかけは、保育士たちが送った1通の手紙でした。

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この保育園の上空は両機の空路。子どもたちは毎日外で遊びながら飛行機を眺めているのです。次第に機体の色を見ただけで「ANAだ」「JALだ」と言うようになったといいます。「大好きな気持ちを伝えたい」と保育士たちはJALの本社へ1通の手紙を送りました。

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手紙に感激し、お礼にサプライズ訪問を思いついたJALは、共同訪問すればより喜んでもらえるのではないかとANAに声をかけました。「『いつもお空を飛んでくれてありがとう』という手紙は、なかなかない」とANA側も快く応じたそうです。

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熊本出身のJALの機長の日隈さんは「自分も小さい時からパイロットになりたくて、エンジンの音を聞いて飛行機を当てたりしていた。飛行機の音が好きという子どもたちがたくさんいて、本当にうれしい」と目を細めていました。

最後は全員で記念写真。子どもたちにとって、忘れられない1日になりました。

※この映像と記事は「ワールドビジネスサテライト」(9月18日放送)の内容を配信用に再構成したものです。

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