VRを使ったものなど最新のハイテクゲームが多く集まる東京ゲームショーで、周囲からちょっと浮いている、段ボールを使ったゲームのブースがありました。
その辺に転がっていそうなダンボール。これがコントローラーの役目をします。でも、ボタンもスティックもありません。プレイする人は段ボールの中に入り、画面に通行人が出てきたらしゃがみます。画面には段ボールを持った主人公の男の人がいて、段ボールを床につけると主人公はしゃがんで隠れます。ダンボールの上げ下げで主人公のスピードを調整します。
ちなみにこのゲームは、野球拳に負けて服を脱がされ、裸になった男の人が主人公。段ボールに隠れながら家に帰るというゲームです。通行人に見つかると、通報されてゲームオーバーになります。
仕組みは至ってシンプルです。ダンボールにつけられた赤外線センサーで床との距離を測定しています。プレイするだけでなく、プレーしている人の姿を見ているのも面白いゲームですね。
このゲームを開発した中野さんは「もともとアホなゲームを作るというイベントがあって本物の箱にしたら面白いんじゃないか、もっと間抜けでおもしろいものになるんじゃないかなと思った。」と話します。
このゲームは、中野さんが趣味で作っていて発売する予定はないということです。
※この映像と記事は「ワールドビジネスサテライト」(9月20日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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