ネスレ日本が巣鴨で開催した試飲会イベントで、コーヒーマシーンの新製品をPRするため、シニア世代の販売チームを発足させました。接客する販売員は全員60代以上。その狙いとは?

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簡単な操作で手軽にコーヒーを楽しめるという新製品は、操作が複雑な電化製品を敬遠しがちなシニア世代をターゲットにしています。使いやすさを実感してもらおうと、ターゲットに年齢の近いシニア世代による販売員チームを発足させました。

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世代別にコーヒーを飲む人の数を見てみると、最も多いのは60代以上の世代の人たち。しかしコーヒーメーカーを利用する人の数は30代~40代の世代が最も多く、60代は余り多くないという事です。

ネスレ日本の島川部長は、「(シニア世代の)8割くらいの方が、最近の生活家電は機能が増えすぎて使いづらいと言っている。使いやすさや分かりすさをきちんと伝えてあげればニーズは無限に広がっていくのではないか」と話します。

※この映像と記事は「ゆうがたサテライト」(9月19日放送)の内容を配信用に再構成したものです。

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