現金が必要となったときに便利なのがATM=「現金自動預け払い機」。

大手銀行では将来、スマートフォンなどを使ったインターネットバンキングの普及が進めば、キャッシュレス化によりATMの利用頻度も減ると考えています。さらにATMには莫大なコストがかかるため、大手銀行などではコストを削るためにこのATMを減らす傾向にあります。

こうした状況を逆にチャンスと捉えているのがセブン銀行です。セブン銀行では新しいATMが登場しました。

オリジナルキャラクターが人気声優の声で取引を案内してくれるATMで、2019年1月中旬までの期間限定で、都内に10台設置されました。

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利便性が高く客の利用頻度が高いコンビニ内のATMは、他行から入る手数料収入が設置コストを上回るといいます。セブン銀行の収益のほとんどがATMの手数料。グループ全体で見ても金融分野の営業利益は、コンビニエンスストア事業に次ぐ規模で、ATMによる収益は大きいのです。

キャッシュレス化でATMの利用者が減るとの見方もありますが、セブン銀行は独自のサービス展開でATMの利用者拡大を目指し、セブンイレブンの出店拡大とともに設置台数を順調に伸ばしています。

セブン銀行の竹内常務は「現金をチャージする場所は重要。利便性が高いコンビニの中のATMは重要なインフラになる。利便性の高い駅などに置くことでセブン銀行自体は件数を増やして収益を稼いでいく。」と、コンビニATMの利用が高まると見ています。

※この映像と記事は「ワールドビジネスサテライト」(8月27日放送)の内容を配信用に再構成したものです。

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