瀧口:では、ニューロスペースがどのようにして顧客の眠りを評価してアドバイスするのか説明していただきたいと思いますが、こちらにその図を用意しております。

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小林:こちらプラットフォームと記載してありますが、従業員の方の睡眠改善ということで、食事や運動等で行動変異を起こさせて、睡眠を改善していくビジネスになります。

もう一つ我々がテクノロジーベンチャーとして行っていることは、リアルタイムの睡眠データに基づいて、寝室の空調や光が変わっていくような世界観で、その人に最適な眠りを提供するエンジンのテクノロジーを開発しています。そういったリアルタイムのデータや睡眠データがAIを活用したデータベースの中で解析されて、その人に最適なソリューションをスマートフォンのアプリや家電と連携して提供できるというプラットフォームになっております。

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瀧口:そしてもう一つ図解したものがありますが、こちらです。睡眠計測デバイス、解析アルゴリズム、スマートフォンアプリと並んでいますが、こちらはどのように使うのでしょうか。

小林:こちらNEDOとREAL TECH FUNDと書いてありますが、テクノロジーベンチャーということで、昨年度NEDOさんに採択されまして、3つのプロダクトの開発をしました。1つは睡眠を計測するためのデバイスです。そしてそこから取れたデータを、個人差を鑑みて解析するソフトウェア、アルゴリズムを開発しました。

これまでのスマートフォンのアプリで睡眠を計測するものは自分の睡眠が何点です、と評価するところまではできていたのですが、どうしたらもっと良くなるかというアドバイスまで踏み込むものはなかったので、それを提供するインターフェースとしてのスマホアプリを開発して、それを企業で働く従業員の方に使っていただいて、睡眠改善につなげていくという流れになっています。

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奥平:こちらがそのデバイスでしょうか。

小林:はい、そうです。

奥平:これはどうやって使うものなんでしょうか。

小林:こちら非常に薄くて軽いセンサーになっていまして、マットレスの下に敷くだけでOKです。よくあるウェアラブルデバイスは腕に付けたり、頭に付けるものなどいろいろありますが、これはマットレスの下なので、(体には)何もつける必要がありません。

瀧口:これはマットレスのどの部分(に敷く)というのは決まっているのでしょうか。

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奥平:下に入れてますね。

瀧口:マットレスは結構分厚いですが、その下で大丈夫ですか?

小林:大丈夫です。(デバイスは)最大40センチまで計測可能な仕様になっています。心臓の後ろ側の位置を目安に設置をします。

瀧口:こちらの機械では何が分かるのでしょうか?

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小林:ここから主に3つ、心拍と体動と呼吸という生体情報を取って、それを解析してノンレム睡眠、レム睡眠であったり、いつ寝たか、いつ起きたか、というものが全て計測されます。

瀧口:こんなに手軽な機械で取ることができるんですね。

小林:そうですね。